自分で間取りを作成する【モジュール・坪・帖 編】

自分で間取りを作成するシリーズ 第3回

これまでの記事はコチラ
第1回
第2回

第3回は、
本当は第1回でもっとちゃんと記述しておけよ…
っていう一番基本的なお話です。

モジュールとは

モジュールとは、設計をしていくときの基本になる寸法という意味です。
「この物件は910モジュールで」というように使う感じかな。


私がこれまで携わってきた仕事では、住宅は殆ど910モジュール(尺モジュール)で建築しています。
「尺」は昔から使われてきた単位です。1尺=約30cm
910=91cm=約3尺です。
(建築では、基本的に「mm」を単位として図面を書くので、「910mm」という表記になります)

「尺」なんて、生活の中でもう使わない単位だと思いますが、建築では、こうやって今も基本寸法として根付いています。


ご存知の方は多いと思いますが、住宅の間取りを考えるときに、よく方眼紙が使われますよね。
方眼紙1マスを910×910として間取りを考える…そのことがモジュールです。

1マス

この1マス1マスを基準にして、設計していきます。
方眼紙に間取りを書いていくことが多いのは、基準の「マス」の大きさが簡単に分かるからです。

最近は無料ソフトなんかが簡単にダウンロードできるそうなので、
パソコン上で自分の間取りを考える方も多いかもしれません。
おそらく、そういう場合にも、何かしらこの基準の「マス」のような目印が画面上にもあるのではないでしょうか。


坪・帖とは

よく建物価格を算出するための目安にされる「坪」
部屋の大きさを表記するための「帖」

図に表すとこういうことです。
大きさ
2マスで1帖、4マスで1坪(2帖)ですね。
マスを数えて部屋の大きさを算出できます。

ちなみに計算で出すときは、
坪  面積×0.3025=坪数(例:1.82×1.82=3.3124 ×0.3025=1.00坪)
帖  面積÷1.6562=帖数(例:1.82×1.82×3.3124 ÷1.6562=2.00帖)


(面積を計算するときは、単位を「m」にして計算する方がラクなのでそうしています。1820mm→1.82m。
建築って、尺とかmmとかmとか無意識に色んな単位を使い分けて作業してます。)



こういった考え方を基準に、住宅を設計していきます。
私たち設計者も、パソコンで図面を書く前に 方眼紙など「マス」を使って、
手書きで何度も書きまくって間取りをつくっていきます。
(いきなりパソコンでやる人もいるかもしれませんが、私の周りにはいません。)
結局は手が一番 思うように思うものを書いてくれます。

方眼紙なしでも、方眼紙があるかのように正しい大きさで書けるようになれなアカンって
建築を学び始めたときに先生に言われました。
図面上の大きさを自分の手に覚えさせること。
そういうのも、建築をやっていく上で必要な基本スキルかもしれません。
でもマスがある方がやりやすいので、マス使ってやってますけど(笑)


今日は「メーターモジュール」についても書こうかと思っていましたが、
ややこしい話が長くなると読みづらいかなーと思いますので、また別の記事にします^^

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Theme: 住まい - Genre: ライフ

Comment

  • 2015/02/04 (Wed) 12:52
    らいふ #- - URL
    専門的だ~(笑)

    こういった話に、疎いので勉強になりますねー♪

    2帖で1坪だったんですね(笑)

    ほんと、そういった基本的な事も知らないです(汗)

    この先、家を建てたいとなったら、知って置いた方がよい知識なんでしょうね♪

    ・・・まだいつ家を建てれるかは、未定ですが・・・(笑)

    でも、こういった知識があると、やっぱり自分の家を建てたくなりますよねー!!

    コメントありがとうございます♪

    分かりやすいと言って貰えると、嬉しいですね♪

    なるべく自己満足にならないように、気を付けてはいるつもりです(笑)

    PCに強い・・・???

    誰がですか?(笑)

    私は超アナログな人間ですよ(爆)

    なので、色々と効率が悪いことも良くありますが、

    知っているやり方で、行う方が安心なんですよねー(笑)

    間違っても、その間違いに気付けるし。

    でも・・・楽が出来るなら楽をしたいです(笑)

    スマホは、嫁・パンチとも良く話にはなるのですが、

    基本的に自宅でPC作業をしているので、スマホまでは要らないかな・・・と。

    やっぱり維持費がね・・・。

    ガラケー並みに下がれば、考えられるんですけどね(笑)

  • 2015/02/04 (Wed) 13:54
    akatuki #- - URL
    No title

    2帖で1坪なのね~

    覚えとこ♪

  • 2015/02/04 (Wed) 22:36
    隊長 #a2H6GHBU - URL
    ほほぅ

    そうやって書くんですね。
    色々と勉強になります!

  • 2015/02/04 (Wed) 22:58
    変わるぞママ #SEB20BY. - URL
    へぇー

    方眼紙使うんですねほうほう。
    面白い。
    方眼紙なら楽だけど、計算めちゃくちゃめんどくさいですね。

    我が家はローコスト住宅なので
    実は
    メーターモジュールです!
    だから細かい設定しにくかった。
    また記事楽しみにしてます!

  • 2015/02/05 (Thu) 01:05
    girigiri26 #3/VKSDZ2 - URL
    日本のお家

    ISO丸さん、こんばんは

    日本はやはり畳が基本ですね。
    きっと、家具等も畳に関連したサイズなのでしょうねぇ。
    この頃は背の高い人も増えたのでドアの高さは少し高めのようですよね。
    私が学生時代バイトしていた所では
    909と1818だったような。時代が違いますかね・・・

  • 2015/02/06 (Fri) 13:48
    そらいぬ #- - URL
    No title

    すごくわかりやすいです。
    間取図作成するソフト使ってなんとなくそうだろうなと思っていましたがこれを見て完全に納得できました^^
    坪数は×0.3025だったのですね。
    ずっと×0.33で計算してましたw

  • 2015/02/21 (Sat) 14:09
    # -
    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2017/03/14 (Tue) 14:23
    ロージー #- - URL

    はじめまして。

    都営住宅に引越して来て
    何となく違和感が有り 風水を調べていたら
    先ず始めにする事が 『正確な建築図面を用意し
    方位を知ること』と有り 残念な事に入居する前に頂いた図面は子供が定規を使わず悪戯書きした様な図面とは言い難いもので

    図面の書き方を調べていましたら
    こちらのサイトに出会う事が出来ました。

    素人が方眼紙に記していくのもやはり難しそうですが こちらのサイトを参考にして頑張りたいと思います。

    しかし、息子の部屋は洋室約5.5畳と表記して有り 壁もフラットでは無いので手強そうです。

    また、覗かせて頂きます。

  • 2017/03/15 (Wed) 14:14
    いそまる #- - URL
    Re: タイトルなし

    ロージーさん
    ブログをのぞいて下さってありがとうございます!

    図面とは言い難い図面…なのですか…!
    図面は絶対あるはずだと思うのですが…年月が経って建築時の図面がなくなってしまったのでしょうか?

    住んでおられる家とはいえ、現物をただしく図面に書き起こすのは難しいと思います。
    部屋の中の凸凹のことはいったん置いておいて、まずは一部屋ずつ部屋の大きさを測って、部屋をひとつひとつならべていくような感じで書いていくといいんじゃないかなと思います。
    大変だと思いますが、頑張ってください♪

  • 2017/03/15 (Wed) 22:04
    ロージー #- - URL
    ありがとうございます

    早々に嬉しいコメントありがとうございます。

    励みにして少しずつ進めたいと思います。

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