家具サイズの伝え方と、オマケトーク


新築住宅の設計や、リフォームをする時に、持っている家具の大きさを施主様から設計士に伝えてもらうことがあります。

部屋の中にその家具を置いたらどんな感じになるのかレイアウトを確認したり、「納戸にはこのタンスを置けるようにして」とあらかじめ聞いておいて設計に取り入れる場合も多いです。


サイズの簡単な伝え方


お施主様の中には、時々 寸法を伝えにくそうにされる方もいらっしゃいます。
別に難しいことを伝えているわけではないのですが、スムーズに伝えられた方が間違いもないですよね。


さて、では、このタンスのサイズを伝えてみましょう▼
サイズ



口頭で伝えるなら「幅1000、奥行450、高さ1500」となります。
紙に書いて設計士に渡すのなら、「W1000×D450×H1500」と書くと 簡単です。

幅はW
奥行はD
高さはH

で、表記するのが一般的なので、それにのっとった伝え方です。


時々「横が何センチで縦が何センチでー」とかおっしゃる方もいらっしゃるんですが、たとえば「縦」って、「奥行だろうな」とは思いますが、もしかしたらお施主様は「高さのつもりだった」というケースもあるかもしれません。
何かを伝える時は、きちんと伝わる共通の言い方を知っておくと間違いが起こりにくいと思います。



ちなみに、建築図面は「ミリメートル(mm)」を基準にして寸法が書かれます。
例に使っているこのタンスも、ミリメートルで表記していますが、
もちろん 伝える寸法は「センチメートル(cm)」でもOKです。

「幅100cm、奥行45cm、高さ150cm」と単位をつけて言うとわかりやすいです。
(もちろん 単位がなくても 「cmで言っておられるな」と言うことは分かりますけど)




サイズを伝える時

伝える時は、できるだけメールやFAX、または打ち合わせの時に紙で渡すなどされた方がいいと思います。
電話で サイズを伝えられると、その時メモがとれなくて暗記に頼る場合もあるかもしれませんし、設計士が現場に行っていたら 現場の騒音で電話の声が聞き取りづらいことがあり、すると 聞き間違いが起こるかもしれません。

人間同士ですので、どうしても間違うことや行き違いは あると思います。
家具サイズのように 些細なことであっても、伝えておきたい事柄は、きちんと相手(設計士など)に間違いなく伝わるように 施主様ご自身も意識していただく方がいいと思います。



以下はおまけトークです


おまけトーク

mmとかcmとかの話をしていて思い出したこと。

私たち設計士は、図面を「mm」単位で図面化するため、普段から「mm」を単位にして話すことが多いですが、現場の大工さんたちは、結構 いろんな単位を使い分けておられます。


まだまだ仕事を始めて間もない頃、大工さんと電話をしていて…

私「寸法 いくつですか?」
大工さん「40セン」

は?
© すごいよ!マサルさん


私「……(センってなんだ…!…銭か?…いや…それって昔のお金の単位だよなあ…さすがに急にお金の話しないよなあ…しかも旧の単位で…。…寸の聞き間違いか…?でもセンって言ったよなあ…)」




「cm」→「センチ」→略して「セン」だそうです。



この数年後に、職場の女の子と話をしている時、その子も「大工さんってさあ…なんか…センチのことセンって言わない…?あれ…何…?」って言いだして、「私も思ってたー!」と二人で笑ってスッキリしました(笑)

大工の夫と出会った時に、「なんでセンチのチだけ略すんだ」と聞いてみました。
夫「…たしかに…。意味はわからないけど、大工を始めた頃からまわりの皆が使っていたから自然と自分も使っている」

ふーん……。

夫曰く、大工さんは寸を一番使い慣れているので、「スン」と響きが似てる「セン」が言いやすいのかも…とのことでした。

ふーん……




チくらい言え!(笑)



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Comment

  • 2015/08/20 (Thu) 22:43
    隊長 #NmRVQg7I - URL
    No title

    略し方がまぎわらしいですねw

    独自の専門用語まで使われるとわけがわからなくなりそうですね(´・ω・`)

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