土井善晴先生の「一汁一菜」を取り入れたらとても楽になりました

このブログでも以前にちょっと触れたことがあるのですが、料理研究家の土井善晴さんが提唱されている「一汁一菜」。

私なりに要約すると、【昔から 食卓の基本を言われる「一汁三菜」を必死に守らなくていいよ。主婦だってしんどい日もある。無理せず、そんな日は「一汁一菜」でも十分良い食卓にできるよ。また、「一汁一菜」を基本の食事の形するのもいいよ】という感じです。



このブログでも何度も書いていますが、私は本当にズボラです。
家事全般「苦手」。
結婚して数年たちましたが、料理はいまだに毎日億劫でした。


この土井先生のお話に感動し、さっそく一汁一菜を我が家の暮しに取り入れてみました。



土井先生の一汁一菜は、以下を毎日の「基本の形」にするという考え方です。
1、ごはん(ほんの少しの一手間でおいしく炊けるよ!というアドバイスもあり。)
2、お野菜たっぷりのお味噌汁(季節のお野菜、きのこ類、なんでも!)
3、お漬物など


そして、以下は私の解釈・感想です。
これまでは、お味噌汁をメインとして考えてきませんでした。
だから、「メインのおかず・サブのおかずでいろんな野菜を入れて……」などを考えるのですが、これが料理下手な私にとっては一苦労。

でも、「野菜やきのこ類をたくさん入れた具だくさんのお味噌汁がメイン(基本ベース)」と考えたら心がとても楽になりました。
どんなお野菜も、お味噌汁に入れればいいと思うと、あれこれ考えながら買い物することも減り、買い物そのものも楽になりました。

基本の形は、おかずなし・お漬物でも十分だと土井先生はおっしゃっています。
基本の形があるからこそ、たまに出てきたおかずに対し、さらに喜び・驚き・おいしさ・やさしさを感じるだろうというお話。
それもとてもよく分かります。私たちは毎日のご飯が何品もある贅沢さを当たり前だと思い込んでいるんですよね。

ただ我が家の場合は、夫が現場職で体を使う仕事です。今日のねぎらい・明日の活力になるように、毎日できるだけ夕飯の満足度を上げてあげたいなと思うので、私は毎日 焼き魚やお肉など1品だけ用意します。
1品…と言っても、用意するのがこれまでよりずっと楽になりました!
いろんなお野菜がお味噌汁でたっぷり食べられるので、おかずのメニューではそんなに栄養について考えていないからです(笑)
これだけで、毎日メニューについて悩む時間もほとんどなくなり、負担をほとんど感じなくなりました!



お料理を作るのは、家族に健康でいてほしいから。
でも、苦手すぎて毎日イライラしながらやってたら、それって…どうなの???
そんな風に作られた料理で、家族は元気に楽しく食事できるの???
…ってことなんです。

料理を作る人自身が、無理のない範囲で楽しく料理ができること。
そして、家族の健康も考えられた食事であること。
この2つが何より大事なんじゃないかなと思います。
それが分かっていてもなかなか叶えられずに、しょっちゅうイライラしたり「嫌だなあ…面倒くさいなあ」と思いながらずっと暮らしてきたけど、「一汁一菜」を聞いて、実践して、ようやく叶った気がします。

本当に素敵な提案だなあと思うんです。
実践してみて尚更そう思うようになりました。



私のようにお料理が得意じゃない方には特に取り入れていただきたいです。
本当に楽になります。
ただ、私が「お漬物」ではなく「おかず」を基本の形に変更したように、各家庭によって変えたらいいと思います。
今まで頑張って何品も作ってきていた家庭であれば、急に「ごはん・お味噌汁・お漬物」だけの生活になったら、家族が「手抜き!?」とかうるさそうなので(笑)、徐々に変更していくとか(笑)


以前もこの一汁一菜の考え方と、住宅における暮らし方の考え方が通ずるものがあるという記事を書きましたが、ほんとにね、こういう考え方って「暮し」と密接してくると思います。
お料理・食事って暮しの一部ですよね。
お料理・食事に対する考え方が変われば、それはどこかで他の暮し方への考え方の変化にもなると思います。
近年「断捨離」ブームですが、それにもどこか似てる気がします。
「そこまで贅沢しないとだめ?」「最低限のものをちゃんと準備すれば十分暮らせるよ」みたいなところが。
料理の話を聞いてるのに、どこか住宅・暮らし方にも通ずるって、本当におもしろいなあと思います。









関連記事

スポンサードリンク

Theme: ひとりごと - Genre: ライフ

Comment

  • 2016/12/20 (Tue) 16:51
    No title

    大昔 東芝に努めていた時の話ですが、同僚が土光会長宅を訪れました。夕食時間になり 何と「一緒に食べて行きなさい」と言われ ちゃぶ台(昔の丸いテーブル)を囲んだそうです。一汁一采 めざしと、みそ汁 なっぱの漬物だったそうです。奥様は昔からのモンペにツギの入った上着 会長も昔の会社の制服といういでたちだったそうです。今こんな経営者はいませんネ。墓場の蔭で現在の東芝 嘆いておられる事でしょう。現在の飽食時代 貴ブログを見て思い出しました。 

  • 2016/12/20 (Tue) 18:16
    いそまる #- - URL
    Re: No title

    kitchenplazaさん
    こんにちは!
    とても素晴らしいお話です……!何年くらい前のお話なのでしょうか?
    もんぺだなんて!すごく物を大切にされていらっしゃったのですね…!うわあ…なんだかすごいお話が聞けてしまった…!感動しています。
    10代、20代のころはこんな風に思いませんでしたが、最近は、自分がすでに十分満たされている・満たされすぎているくらいだとよく思うようになりました。ささやかでも、ある物に感謝し、大切にする生き方をしていきたいなと思っています。

  • 2016/12/23 (Fri) 14:49
    No title

    私が35歳の頃ですから 35/6年前になります。当時の東芝は「技術の東芝」 故障しない製品作りがベースでした。商業ベースではなく 販売の神様 松下 幸之介に追い越されます。東芝の技術研究所で耐用試験した キッチンの人工大理石。東芝は×でしたが数年後、松下は公式に採用。一事が万事 東芝は白物家電は撤退路線に入りました。私の所属していた「システムキッチン事業部」は撤退。住宅・住設機器すべて亡くなりました。今の東芝は別物にしか見えません・・・ 東芝が住宅やっていたなんて知る人はほとんどいません。

  • 2017/01/02 (Mon) 15:11
    らいふ #- - URL
    あけましておめでとうございます♪

    挨拶が遅くなりました(汗)

    昨年は更新頻度が激落ちでしたが、今年もヤバそうかも・・・(笑)
    でも、ボチボチ更新していくので、宜しくお願い致します♪


    贅沢って、結局自己満足な気もします(笑)

    暮らしてゆける最低限で、満足できない人は、どこまでいっても、
    満足できない気がするし・・・(笑)

    まぁー、お金が余りまくっていたら、贅沢したいですけどね(笑)

  • 2017/01/04 (Wed) 08:45
    いそまる #- - URL
    Re: あけましておめでとうございます♪

    らいふさん

    コメントありがとうございます。
    そして明けましておめでとうございます。
    こちらこそ今年もよろしくお願いします。
    またお邪魔させていただきます♪

  • 2017/01/04 (Wed) 08:49
    いそまる #- - URL
    Re: No title

    kitchenplazaさん
    お返事ありがとうございます。さらに返事が遅くなってごめんなさい…!
    35/6年前なら、私が生まれる少しだけ前という感じです。その頃にそんな方々がもんぺを着てらしたというのは驚きです。物を大切にされていたんですね。私は今の東芝に悪い印象などはないのですが、昔に比べるといろいろと変わっているものなんですね…。

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する